S・Kによる、K・Yのコンスタントを徹底解剖

 S・Kが口を解く。
「いや、まず……陣営自体は認めてるんすけどね。勿論、嫌いじゃないっすよ?」
 S・Kらしくも無く、しどろもどろな口調だった。
「けど、寡黙で堅実ってのは、対する傍としてはどうしてなんすかね」
 S・Kは急遽、らしくないことを言いだした。
「そんな事ねーだろ。先刻いうべきことは言ってたろ」
「ん、それとはまた別の講話で。皆さんは開門だけどアイツの場合はなんか、こう『俺は何方ともクチ利かねえぞ』ってオーラが表に出てるっつーか。あ、俺反対側なんで。じゃ、また」
 S・Kは言いたい事象だけ言い倒すと更に耳を塞いで踵を返した。
「ゼッテー禁煙して講じる!フォー!」
 イヤホーンから流れて来る曲に合わせて、S・Kはリズミカルな歩行で異論科目の表紙へと貫く歩みを降りて行った。
「きっと堅実さなら、アイツも洋平に負けてないんだけどな……」
 N・Tは呆れ返ったようにつぶやくと、M・Tの元へ向かって走り抜けて言う。銀座カラー コース